生活学科食物栄養専攻1年生対象の「レストランでプロから学ぶ専門料理」第3弾は、「日本料理」です!
新宿の京王プラザホテル2階 「和食 かがり」の料理長 八木澤大輔先生による新渡戸文化短期大学のための特別コースを
いただきました。先付け、御椀、お造り、鉢肴、油物、煮物、お食事、留椀、水菓子の本格的な日本料理は、旬の食材、産地に
こだわったすばらしいお料理で、器もとても素敵でした。
最も印象的だった御椀は「~鰹出汁仕立て~金目鯛葛打ち 敷き聖護院~忍び梅~ 輪瓜 柚子」でした。御椀が提供される前には、北海道産利尻昆布と血合い抜きかつお節でとった味付け前の出し汁を、特別に味見させていただきました。
香りが良く濃厚な出汁の味は、ほのかな昆布の塩味もあり、味付け前とは思えないほどの旨みに、感激のため息が洩れました。
その出汁で作られた御椀は絶品で、金目鯛下に敷かれた聖護院かぶらを梅にくり抜いて飾り切りされているのが~忍び梅~だと
わかった時には、日本料理の技と心に感動しました。
最後に八木澤料理長より、お料理を出すときに一番大切にしていることは、食べてくださるお客様のことを思い浮かべ
喜んでいただけるような献立を考えることだと、教えてくださいました。私たちもその心を本日学ばせていただきました。
本当にありがとうございました。R.H