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新渡戸文化短期大学の東高円寺キャンパスには、ウィリアム・メレル・ヴォーリズが設計した「新渡戸記念館(1号館)」があります。
ヴォーリズと本学の間にはどんな関係があったのでしょうか。
本学の図書館には、学園の歴史を物語る貴重な資料が保存されています。
その一つが、本学の前身である「女子経済専門学校(初代校長:新渡戸稲造)」の設立申請書です。

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こちらには、学校設立に関する様々な資料が綴られています。
その中に、女子経済専門学校へ昇格する前の「女子文化高等学院」の教員名簿を見つけました。
そして、そこには驚くべき名前が記されていたのです。

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「住宅設計建築論 ウヰリアム・ヴォーリズ」
なんと、ヴォーリズは、1927年に創立された女子文化高等学院に、教員(教授)として名を連ねていたのです。
新渡戸記念館(1号館)が竣工する1937年より、実に10年も前のことです。
肩書には「ヴォーリズ建築会社長」。
さらに、「バチュラー・オブ・フィロソフィー(Bachelor of Philosophy)」の記載もあります。
ヴォーリズと本学のつながりは、単に建築家と依頼主という関係だけではありませんでした。
その原点には、「教育」という接点があったのです。
約100年前の一枚の教員名簿が、これまで知らなかった学園の歴史を静かに語りかけてくれました。
まだまだ、興味深い資料が眠っていそうです。
続編をお楽しみに。
(文責)新渡戸文化短期大学 宮田雅之
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