今年度も、各ゼミの研究内容を講演するゼミナール研究発表会を11月27日に開催しました。短期大学の臨床検査学科には、分野が異なる10ゼミの研究室があります。学生は、いずれかのゼミに所属して、年間を通したテーマを決めて日頃疑問に思ったり興味を持っていることなどを追究しています。具体的には、文献を読んでこれまでの背景を理解したのち、自ら仮説を立てて実験、調査、研究を展開しています。これらの研究成果は、新渡戸祭やゼミナール発表会、各学会などの機会に発表して、論文にまとめます。今年度は、22演題の研究発表が行われて、大変有意義な報告会になりました。また、質疑応答では数多くの質問があり、研究調査内容に対する議論と理解が深まりました。

1年生は初めての経験ですが、ゼミ研究を通して自分自身で考え、調べ、研究していく態度や能力を身につけることができます。また、ゼミには1、2、3年生が所属していますので、学年を越えた交流と親睦の場となっています。さらに、ゼミ研究以外にも各学年合同による行事があり、充実した学生生活となることを願っています。