この度、令和4(2022)年度 厚生労働科学研究費補助金 健康安全確保総合研究分野 地域医療基盤開発推進研究『「遺伝子関連・染色体検査」の精度の確保に係る基準の明確化に関する研究』の報告書が国から公開されました。

本報告において、遺伝子関連・染色体検査における第三者認定を義務として求める基準案の設定、外部精度管理調査の代替法の明確化、外部精度管理調査の受検による精度への影響を定量的に把握する方法、従事者の研修内容の提示がなされ、
我が国において、平時においては安全で良質ながんゲノム医療や遺伝学的検査に基づく難病診療の推進を支援するとともに、次なるパンデミック時の感染危機において、速やかに精度確保されたPCR等の立ち上げと拡充の後押しとなり、感染制御と社会生活基盤の維持に貢献すると期待されています。

新渡戸文化短期大学として、国の重要課題に関する研究に取り組み、成果を無事に発信出来てきたことは誇らしい事です。

今後も、大学の使命である人材育成と情報発信の両者に関する活動を継続していきたいと思います。