新渡戸文化短期大学(東京都中野区)の宮田雅之先生が執筆したコラム「“推し活”が健康に効く?」が、日本糖尿病協会の発行する月刊専門誌「さかえ(発行部数10万部)」2026年4月号に掲載されました。

コラムの概要を以下に紹介します。

※発行元から概要の掲載許可を頂いております。

【コラムタイトル】 “推し活”が健康に効く? ~推しの存在と自己効力感~

“推し活”とは

「推し活」とは、自分が好きな人や存在を応援する活動のことです。アイドルやアーティストだけでなく、スポーツ選手やキャラクターなど、対象はさまざまです。今、この「推し活」が多くの人に広がり、社会的にも注目されています。

なぜ今、広がっているのか

現代は「頑張っても報われにくい」と感じる人が増え、将来に不安を持つ人も少なくありません。そんな中で、「推し」の存在は「明日も頑張ろう」と思えるきっかけを与えてくれます。人は、未来に少しでも希望を持てると、気持ちが前向きになるのです。

“推し”がくれる「自己効力感」

心理学では「自分ならできるかもしれない」と思える感覚を「自己効力感」といいます。努力を続ける「推し」の姿を見ることで、「自分ももう少し頑張ってみよう」と感じることがあります。これが、日々の行動を支える力になります。

心にも体にも良い影響

「好き」という気持ちは、脳を活性化させ、気分を明るくする働きがあります。また、ライブに行ったり、情報を集めたりする行動も増え、生活に良い刺激を与えます。こうした積み重ねが、心の健康にもつながると考えられています。

自分の「好き」を大切に

「推し活」は特別なものではなく、「自分の心が動くもの」を大切にすることです。好きなものを楽しむことが、日々の小さな前向きさにつながります。自分らしく生きるための一歩として、「推し活」を取り入れてみてはいかがでしょうか。

< “推し活”についてもう少し深く学びたい方へのおすすめ研究ノート>

●宮田雅之「幸福度と『推し活』についての一考察」2024年6月 敬心・研究ジャーナル

●宮田雅之「『推し活』人口の拡大に向けた仮説」2024年12月 敬心・研究ジャーナル


宮田先生のコラムが掲載されている月刊専門誌「さかえ」2026年4月号は、新渡戸文化短期大学 東高円寺キャンパス 図書館にて閲覧できます。

●公益社団法人 日本糖尿病協会 月刊専門誌「さかえ」 https://sakaeweb.jp/


新渡戸文化学園は2027年に創立100周年を迎えます。

初代校長 新渡戸稲造先生