新渡戸文化学園の創設者、森本厚吉先生は、まだあまり国際的に開かれていない日本の社会の中で、異文化を吸収する大切さを考え、文化的な生活を基礎に女子経済教育に尽力されました。また、初代学長の新渡戸稲造先生は、日本と国際社会を繋ぐ文化的な「太平洋の架け橋」を築いた日本を代表する偉人です。
現在、新渡戸文化短期大学では毎年、異文化体験から「いのち・やさしさ・おもいやり」を学ぶ科目として、「海外語学研修」を開講しています。
本年度は14名の学生が受講し、3月17日~3月23日の日程でオーストラリア・シドニーに研修に行ってきました。
オーストラリアの大地も森も空も海も広く雄大で、自然の威力に圧倒されました。
英語のレッスンは難しかったけれど、ちゃんとお店の人と会話をしてオージービーフを焼いて食べたり、買い物を楽しんだりしました。
異文化研修では、臨床検査学科は病院の医療現場を見学し、生活学科は人々の生活を支える大型スーパーで食材や流通についての解説を聞きました。今後の学びの糧となる充実した体験ができました。                                C,Y