本学園、新渡戸文化短期大学 臨床検査学科の平井徳幸教授が、大変栄誉ある第37回 福見秀雄賞を受賞されました。この表彰は、臨床検査ならびに衛生検査領域において多大なる業績をあげると共に、広く人材育成に貢献した斯界の模範者に贈呈されるものです。これを受けて、6月22日に浜松町東京會舘において表彰式が行われ、表彰状と記念メダルが授与されました。

教職員一同、今回の名誉ある受賞を大変嬉しく思うと共に、本学の学生が沢山のことを学び、後人として育っていくことを願っています。表彰式を終えた平井教授より、お言葉を頂きました。

 

福見秀雄賞受賞にあたり (臨床検査学科 教授: 平井徳幸)

平成30年6月22日、名誉ある福見秀雄賞をいただき、身に余る光栄と感謝の気持ちでいっぱいです。今回の受賞は、もとより私一人の力では頂けなく、本学の諸先生および東京慈恵会医科大学付属病院勤務時代に励まし、支え、導いて頂いた恩師の先生、諸先輩、同僚、さらには家族の多大な協力と支援があってのものです。この場をお借りし、関係者の皆様に、重ねて心より御礼申し上げます。

さて、「福見秀雄賞」は、小島三郎記念技術賞の創設15周年を記念して創設されたもので、臨床検査・衛生検査領域に半生をささげ、技術の開発、向上に向かって努力し、かつ後進の指導育成に貢献のあった技術者に進呈される賞です。臨床検査技師として検査技術の開発と後輩技師育成に携わる過程で、多くの方々と共に研究、学生への教育に関わることができたのは大きな幸せであります。

今後、臨床検査技師は増々チーム医療に参画する時代となり、より専門的知識と活躍が求められてきています。今回の受賞が学生の皆様にとっても、臨床検査を学ぶ上での励みと一助になれば幸いです。