2026年1月20日(火)18時より第3回目(最終回)のオンラインセミナーが開催されました。

今回は運動生理学とスポーツ栄養学を専門に教育・研究に携わっている朴ジョンヒョク先生。

大学生の食生活や運動習慣が精神的健康(メンタルヘルス)に与える影響について研究を行うとともに、科学的根拠に基づいた健康支援人材の育成にも力を注がれています。

セミナーのテーマは「運動不足はなぜ怖い?」です。

運動が健康に良いことは何となく認識している人が多いと思いますが、データを用いて考えてみます。

厚生労働省の調査によると成人の歩行数は年々減少しています。

よく歩く人とそうではない人を比較すると、よく歩く人の方が死亡リスクが減り、認知症テストの結果が良いことが分かります。

ある新渡戸の学生(2024年度卒業生)が「大学生」に焦点を当てた研究をしたい!との相談があり、実施した結果を紹介します。

その研究結果はとても興味深いものでした。

運動群(運動習慣のある学生)と非運動群(運動習慣のない学生)を比較すると、「食や運動に対する意識」や「メンタルヘルス」に差があることが分かりましたが、それだけではありませんでした。

運動群の方が、「大学生活への満足度」が高い結果となりました。

運動習慣を身につけることによって、より充実した大学生活を送れる可能性が伺えます。

さらにこんな研究結果の紹介もありました。

軽度の運動(20分間の自転車運動)を行っただけで、記憶テストの結果に10%の差が出たそうです。

「運動は副作用のない薬」です。

充実した大学生活に向けて、(ちょっぴり)心掛けてみてはいかがでしょうか。

朴先生の論理的で分かりやすい運動に関するセミナー、いかがでしたでしょうか。

2026年4月、皆様に大学でお会いできますことを教職員一同楽しみにいたしております。


新渡戸文化学園は2027年に創立100周年を迎えます。

初代校長 新渡戸稲造