学長の言葉

新渡戸文化短期大学は、1927年(昭和2年)、東京市本郷区(現東京都文京区)に女子文化高等学院として創設され、九十余年の歴史を誇ります。 初代理事長 森本厚吉博士は、作家 有島武郎、民本主義政論家 吉野作造とともに「文化生活運動」を起こしました。 そして、文化的な生活を営むためには生活の基盤となる家庭が大切であり、 当時の状況から家庭経営の中心であった女子の教育が最も重要であると考えました。

1928年(昭和3年)、女子経済専門学校に昇格し、 初代校長に森本厚吉理事長の札幌農学校時代の恩師であった新渡戸稲造博士を迎え、 教育理念として「活(はたら)く頭、勤(いそ)しむ双手(もろて)、寛(ひろ)き心」が掲げられました。Hで始まる3つの英単語 Head、Hands、Heartを用いているので、「3H精神」とも表されます。頭を活き活きと働かせ、手に技術を持ち、大きな心を持って多種多様な考え方を受け入れるということです。現在ではこの精神に従い、「いのち、やさしさ、おもいやり」を大切にした教育を進めています。

学長 関谷 透

学長 関谷 透
Tohru Sekiya

社会の変化に対応して、2003年(平成15年)には生活学科を2専攻に分けて共学としました。2006年(平成18年)からは臨床検査学科を開設し、それまで本学の専門学校で行っていた臨床検査技師教育を引き継ぎ、 2学科で生活と医療に関する実践的な教育を行っています。基礎教育科目では知性と感性を伸ばし、自分と異なる考え方を理解することを目指し、 専門科目では学んだことを社会で役立てられるよう実践力を身に着けることを目指しています。

少人数クラスで行う講義は問いかけによって思考力を養う教育とし、実験は納得できるまでやり遂げることを、実習は相手の立場になって行うことを重視しています。それぞれの学科・専攻では、IT社会に対応する情報機器演習、国際的な感性を伸ばす海外語学研修、 校外の施設での実社会を体験する実習、学生自身の興味に沿って細やかな指導が行われる卒業研究ゼミナールや演習発表会もあります。 校外施設での実習では、技能の習得のみならず社会における自分自身の役割を認識できるような教育を行っています。

現代社会における食・教育・健康の重要性を再確認し、生活や医療への興味を深め、 栄養士・幼稚園教諭・保育士・臨床検査技師などの資格の取得に重点をおいたカリキュラムを組んでいます。 私たちは、社会に貢献したいという意欲をもって本学で学ぼうとする皆さんを歓迎いたします。

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新渡戸文化子ども園のすごい給食

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