子どもたちの元気に負けない個性で、卒業生がたくさん活躍しています。
卒業後の就職・進路実績を紹介します。
HIさん 2013年 卒業
新渡戸文化短期大学に隣接する併設「子ども園」で保育士として働いています。「子ども園」は、幼稚園と保育園の機能を併せ持つ施設。私が担当しているのは3~5歳の子ども20人を預かる長時間保育のクラスです。折り紙やお絵描きをしたり、園庭で鬼ごっこやボール遊びをする中、心身ともに成長していく子どもたちの姿を間近で見届けられることが、この仕事の魅力。例えば、年少組の時は思うように言葉が出なくて、自分の意志が伝えられなかった子が、年長さんになって人前でしっかりと話ができるようになるのを見ると「成長したなあ」と嬉しくなります。今は、私の誕生日に子どもたちがプレゼントしてくれた折り紙のプレゼントが何よりの宝物です!
KTさん 2013年 卒業
じっくりと学びたかったので、3年制で保育士の資格がとれる新渡戸文化を選びました。授業では「子どもと表現」や「スポーツ実技」が印象に残っています。学校と同じ敷地に新渡戸文化子ども園があるので、保育補助として参加する機会が多くあるのもよかった点です。どの先生も親身に教えてくださり、困ったときは的確なアドバイスをいただきました。
大学生活を楽しみたくて、行事にも積極的に参加。学園祭では副実行委員長として、企画・運営を担当しました。達成感があり、忘れられない思い出です。
AOさん 2014年 卒業
私は現在1歳児を担当しており、朝・夕は0歳、2歳の子どもたちとも接しています。大泉にある本園の大泉にじのいろ保育園の行事では、同期の皆さんと催しものの企画や装飾をしたり、絵本読みや劇の実演を行ったりしています。大学では地域子育て支援専門コースを選択し、学んでいました。音楽表現や身体表現など、表現をする授業が多かったので、人前に立つことが苦手だった私も、授業を通して自信が付き、現在の仕事にとても役立っています。サークルはソフトボールに所属していました。学内にある芝生のグラウンドで練習を重ね、大会にも出場しました。授業の合間には、体育館でクラスの皆と一緒にバドミントンやバレーボールをしましたね。学校にある施設を活用して、いろいろなスポーツをやって体力づくりが出来たことも、今の仕事に役立っていると思います。就職活動の時には、先生方がとても親身に、個別にサポートしてくださったことも、良い思い出として残っています。
SOさん 2012年 卒業
体育や絵本読みなど、選択実習の中で一番苦労したのがピアノです。授業外でも嫌な顔一つせず、親身に教えてくれた先生方には本当に感謝していますし、こうして園児たちの笑顔に囲まれながら伴奏できているのはあのときの頑張りがあったからです。私がピアノの前に座ると、園児たちが目をキラキラ輝かせてくれるんです。新しい歌を一つ歌えるようになるのは園児たちの成長にとって大切なこと。私がそのきっかけとなれることがとてもうれしいですね。
HMさん 2008年 卒業
短大時代を今、振り返ると、子どもたちと触れ合う機会に恵まれていたことが、自分自身の成長につながったと感じています。併設の子ども園(幼稚園)では、週2日、預かり保育のボランティアに参加。加えて、ゼミや授業、新渡戸祭など、園児たちと多くの時間を過ごすことで、保育者になるための心構えと、現場で使える知識や技術を確実に身につけることができました。
就職から3年が経った今でも、在学中に授業で取り組んだ工作やゲームは、バリエーションのひとつとして活用しています。
現在、年少組の担任として、子どもたちの日々の成長にやりがいを感じる毎日。常に笑顔を絶やさず、子どもに寄り添う保育者でいたいと思っています。
FHさん 2010年 卒業
今は1歳児9人のクラスを受け持ち、その中の4人の園児を担当しています。毎朝、園児たちに「せんせーい」と囲まれ、一人ひとりからハグをされるととても満たされた気持ちに。子どもと話すときは私も同じ目線で接し、できる限り子どもの心に寄り添うように努めています。一方で保護者の方とのコミュニケーションも保育士の重要な仕事。保護者からの相談に対応したり、お便りを作成したりとさまざまな仕事があります。
教育の現場は自分の思い通りにいかないことも多いですが、連絡ノートに「いつも助かります」「子どもが家でも先生の話ばかりです」などと書かれていると、とてもうれしくやりがいを感じます。