前期の土曜の2年生は午前に生理機能検査学実習、午後は病理検査学実習とハードスケジュールです。

本日の生理機能検査学実習は脳波検査で、被検者に電極を付ける位置を確認するという実習でした。

頭皮上に接着する電極の数や配置部位はいろいろでありますが、10/20電極法を使用しました。

10/20電極法は鼻根部と後頭極を結ぶ線を10%,20%,20%,20%,20%,10%に分割し、次に左右の耳孔を結ぶ線を

10%,20%,20%,20%,20%,10%に分割して、その分割した位置やその場所と場所を結ぶ交点などに電極を付けます。

写真は、被検者の頭をメジャーで測っているところ。人によって頭の形が異なるので大変です。

 

午後の病理検査学実習はクラスで分かれて、染色と薄切を行いました。

染色はHE(ヘマトキシリン・エオジン)染色を行ったのですが、

標本を作製するまでには課程(脱パラフィン・染色・脱水・透徹・封入)がたくさんあるので

試薬をつくったり、様々な準備しなけれなりません。

また薄切の方は写真に写っている黒い機械(ミクロトームといいます)を使って行います。

ただ鋭い刃がありますので注意深く使用しなければなりません。

学生はみな、真剣に実習に取り組んでいました。SN