今回の体の構造・機能学実習は味覚に関する実験を行いました。
味には基本味として甘味、塩味、酸味、苦味、うま味の5種類がありますが、その刺激を感じる濃度は個人差があります。
まずはそれぞれの味を濃度の薄い順から味わい、どの濃度で味を感じるかを明らかにしました。
薄い濃度で味のわかる人や濃い濃度でも分からない人、色々な学生がいました。
味の得手・不得手があることを身をもって学び、理解することができました。
また、この日はギムネマ茶とミラクルフルーツという味覚変革物質を使った実験も行いました。
ギムネマ茶は甘いものを感じさせなくなり、ミラクルフルーツは酸っぱいものを甘く感じさせる効果があります。
なぜそのような効果があるのか、学生たちは不思議そうに実験を行い、そのメカニズムについて調べていました。(R.M)