第51回大韓臨床病理士協会全国総合学術大会に参加してきました。

毎年韓国と日本で開催される医学検査学会で、双方の功労者を主催者国が表彰したり、学生発表を行って、交流を深めている行事です。5月8日から11日までの参加でした。今回は韓国の光洲市で開催されました。ソウルから高速バスで4時間ほど南下した都市で、韓国民主化運動発祥の地でもあります。学会場は、Kimdajung Convention Centerでした。学会は、華々しくオープニングセレモニーが始まり、すごく華やかな雰囲気のなか開会式が行われ、アトラクションも素晴らしものでした。病院見学では、日本とほとんど同じことが同じように行われていました。韓国の臨床検査技師事情は日本と非常に似ていて親近感を感じました。韓国は近くて遠い国でしたが、今回の交流をとおして、本当に身近な国であることを実感しました。新渡戸先生は、「我、太平洋の架け橋にならん」といわれました。私は微力ながら国際交流に尽力したく「我、日本海の架け橋にならん」と思わせる今回の学会参加でした。T.O